嫌われる勇気→幸せになる勇気

    そもそも私たちは、「嫌われたくない」と思いながら日々を過ごしている。にもかかわらず、嫌われる勇気を持つことを勧めるのはなぜなのでしょう?

 アドラー心理学では、嫌われる勇気を持つことこそが、幸せな人生につながると考えます。

 周囲の人たちから嫌われないようにするには、常に周りの人の顔色をうかがう必要があります。それでは、“ありのまま”の自分として生きることは難しくなるし、物事の責任を人のせいにしてしまいかねません。

    好かれようと思うと、他人の期待に応えようと振る舞ってしまう。その結果、本来の自分を出せなかったり、我慢ばかりが続いたりして、ストレスをためてしまいがちだ。そこで必要になるのが、嫌われる勇気。

 自分の人生は自分だけのもの。人の期待に応えるのをやめ、自分が『人としてこうありたい』と思える行動を取るよう心がけるだけで、自由を実感できる生き方ができる。自分の素直な気持ちや意志を貫く勇気。いい換えれば、それは『幸せになる勇気』でもあるのです。

アドラー心理学を学ぶ

重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである。

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